Startify4はウェブサイトを作成するために必要なリソースがひととおり揃った静的コーディングの開発環境です。Viteを使った環境でデザインから静的コーディングまでシンプルなウェブページから、Vue.jsやReactを使ったウェブアプリケーション制作もワンストップで効率よく進めることができます。
また、デザインガイドライン付きのテンプレートと、デザインガイドラインに対応した変数やmixinなどが用意されたSassファイルが揃ったライブラリ(SCSS、SASS記法に対応)の「Startify-styles」と併用していただくことで、デザイン制作からコーディングまでのスムーズなワークフローを実現できます。
Startify4で主にできることは以下になります。
- ソースファイル編集の自動検知
- Pug・Handlebarsを使ったHTMLマークアップ
- ページメタデータ外部ファイル(JSON)読み込み
- ページテンプレートに対応したJSON-LD構造化データの設定(Pug)
- Sass(SCSS記法)のコンパイル
- StyleLint、ESLint、Markuplintのリンター対応
- Prettierのコードフォーマット対応
- Autoprefixerを使ったベンダープレフィックスの自動付与
- JavaScriptのトランスパイル
- TypeScriptのコンパイル(本番環境用・開発環境用)
- Vue.js(Pinia、Vue Router対応)・React(Context、React Router対応)の使用
- TailwindCSSの使用
- ソースコードのマッピングファイルの生成
- HTML、CSS、JavaScriptファイルのminify対応
- 開発用ローカルサーバーの起動と自動リロード
Node.js >= 16.x.x
npm >= 8.x.x
npx >= 8.x.x
プロジェクトディレクトリにフォルダー内のファイル一式を入れて、package.jsonがあるディレクトリまで移動し、必要なパッケージをインストールします。
$ npm install
$ npm run dev
$ npm run build
- タイトル、ディスクリプション、OGPなどページ固有のmeta要素はsitedata.jsonのファイルで一括管理ができます。(Pug、Handlebars共通)
- 初期設定では開発用ローカルサーバーのポート番号は2000となっています。
- 初期設定ではバンドル対象のファイルはdist/assetsディレクトリ配下に、src/staticディレクトリに含まれる静的ファイルはdist/publicディレクトリ配下に出力されるようになっています。
- 初期設定ではHTMLのテンプレートエンジンはPugとなっており、src/_example-pug.htmlもしくはsrc/_example-handlebars.htmlを各種サンプルとして用意しています。
- .vueファイルをコンパイルする場合には、tsconfig.jsonのcompilerOptionsオプション内のjsxの指定を「preserve」に変更します。
Ogawa Shinya
Startify is under MIT license.